ゴルフ会員権|TOPページ > みんなの広場 > プレーレポート > 大利根カントリークラブ
今日は大利根カントリークラブでプレーをしてきました。
昭和34年設立、設計は名匠井上誠一、そして数多くのトーナメントを開催してきた伝統と歴史有る本格的な林間&チャンピオンコースです。
実は私、一度もプレーする機会が有りませんでした。コースには数回行きましたけどラウンドをする機会がなく、関東近郊の名門と言われているゴルフ場は殆どラウンドしていますが・・・何故か大利根CCだけはプレーをする機会がなかったわけです。
コースの情報はトーナメントを観る事や、或いは実際ラウンドをされた方から聞く事で大体の雰囲気は感じ取る事が出来ます。
しかし今回、自分が描いていたイメージと実際ラウンドをした印象とでは全く違い、結論から言えば想像していた以上に素晴らしいコースでした!
■最初に得ていたイメージ → フラットな林間コースで変化に乏しい
■ラウンド後 → 変化に富、すべてのショットに正確性が要求される超ハードスペック!
レギュラーティからでは本当のその凄さと素晴らしさは解らないでしょう。
今回実際私はフルバックティとレギュラーティの中間から打ちましたけど、プロと同伴し、プロはフルバックティからプレー・・・そしてそこで感じた事・・・その風景の違いから300ヤード近くを相当正確に飛ばす技術がないと克服できないコース難易度の高さを垣間見る事が出来た事です。
これぞ王道林間コース!
と言う雰囲気しか垣間見る事が出来ないその風景から・・・実は
フェアウェーにあれば殆ど問題ありませんが、例えばこのホールもティショットは右サイドに打たないと、セカンドが難しい・・・単調に見えて実際打たなければならないターゲットは250ヤード先に僅か数10ヤード・・・と言うホールが多く、しかもティーグランドからはそのポジションが実に狙い難いわけです。
私のティショットは偶然?フェアウェーをキープ。そこからセカンドはグリーン手前のラフ。そして・・・
やや砲台グリーンで25Yのアプローチがここに寄ってパー!
まずは朝一奇跡的なパー発進!これは今日一日良い流れか?!
距離の短いロングホール。飛ばし屋であればフルバックからでもツーオン可能です。
しかし!巧く出来ています。
井上誠一先生の巧みな技がここでも発揮されていますね。
今日のグリーンは左側・・・となるとロングヒッターがツーオンを狙うのであれば狙いはやや右サイドです。
安全なのは左サイド、見た目にも明らかですが・・・
関プロのショットは完璧に見えました・・・もちろんフェアウェー。
しかし左サイドからだとグリーンを狙うには左の木が邪魔です。
そして真ん中にある木・・・これに意外と当たるとか。
私はセカンドをここにぶち込んでしまい、結局ボギーでした。
距離的にはやや短めなショートホールです。しかし・・・
ややショートしてバンカーへ。結局ダボでしたが・・・・バンカーの造形が美しいですね。
距離のやや長いロングホールです。
距離もあり、ティーグランドから見える風景も圧迫感があり、ティショットのプレッシャーがあるホールですね。
しかしティショットさえ上手く行けば・・・
ほぼストレートなロングホールなので、セカンドショットのプレッシャーも少なく
その先の視界は・・・
ぐっと広くなる。意外やサービスロングですね。このロングでパーを確実に取らないとスコアにならないでしょう。
INコースでは一番難易度が高いミドルホールです。とにかくティショットが難しいですね。
左サイドのバンカーが効いています。特に飛ぶ人には250Y~300Y付近、ぐっとフェアウェー幅が狭くなり、安全な右サイドは少しでも曲がれば林の中へ。
私はフェアエーをキープ。そしてUTで打ってナイスオン!
しかし!・・・3パットのボギーでした。
距離がやや短いミドルホールです。しかしここのホールもフェアウェーのポジショニングでセカンドショットが打ちやすい、打ち難いが出てくるホールですね。
左サイドには大きなバンカーがあるので、右サイドを狙ったら大きくスライスし、林の中へ・・・そして探してみるとボールが見つかりません(汗)結局ロストになってしまいこのホールでトリプル(泣)
距離が長いショートホールです。
しかしご覧の通りツーグリーンの為、幅は広くOB等はないので大きなプレッシャーは有りません。プロがバーディを取るのは困難でも
パーは比較的取りやすいホールに感じます。
私はこのホール、寄せワンのパーでした。
大利根CCの特徴はとにかく王道。例えばこのショートホールも王道だと思います。しかしその反面「印象度」が非常に薄いわけですね。例えばこのホールに大きなクリークが流れているとか、或いは我孫子GCの様にグリーン周り全部バンカーに囲まれているとか・・・そうした特長的なホールは確かに少ないと思います。
これは同じ林間コースで言えば、例えば狭山GCにも当て嵌まります。
しかし・・・数回ラウンドを重ねる事で、実はそう簡単じゃない事がわかります。印象度が薄い=簡単ではない事。
広く見えるフェアウェーも、大きく見えるグリーンも実は狙いどころはほんの僅かで「深い戦略性」を要求される事がわかって来ます。
あんなに広く見えた林間コースが、行けば行くほど打つ場所がなくなってくるわけですね・・・不思議と言うか・・・それが設計者の意図に気がついた時、初めてそのコースの本当の良さが解ります。
池超えのミドルホールです。
大利根CCの中では特徴的なホールですね。アベレージヒッターであれば右狙いでしょう。しかし飛ぶ人の場合、右サイドに打ち過ぎると逆に難しくなります。
と言う事で関プロことQPちゃんは左サイドにある木の少し右狙い・・・一番フェアウェーの絞られた場所にここからは見えます。
プロはその左サイドの木の上を越えて行きました!
とにかく弾道が・・・違いすぎますね(苦笑)
周りにも大勢飛ばし屋がいますけど・・弾道の美しさが違いすぎます。
今日は左グリーンの為、左サイドに打ち過ぎるとグリーンを狙うには木超えになります。
私はフェアウェー真ん中からセカンドは乗らず、ボギーでした。
とても良いホールだと思います。
フェアウェーは広く、伸び伸びと打っていけるミドルです。
しかし両サイドにはバンカーが合計4個あり、曲がれば即ペナルティ。
グリーン手前のバンカーも大きなミスをしなければ入る事はありません。飛ばし屋であれば是が非でもパーを取りたいホールですね。
力んだ私のティショットは林の中・・・しかしここから出して寄せてパーでした。
と言う事で結局前半は45。
ティショットもセカンドもむちゃくちゃでしたけど・・・こう言う正統派ゴルフ場ではごまかしが効きませんね(汗)
食堂も落ち着いた雰囲気で素晴らしいですね!
建物の古さを感じさせませんし、むしろその事が格式を感じられて良いと思いました。
アベレージから上級者まで楽しめる・・・と言うホールの典型をスタートに選んだ井上誠一さんの素晴らしさを垣間見る事が出来るホールです。
見て解るのは「安全は左サイド」です。しかし飛ぶ方だと(特にドローヒッター)は左の林がプレッシャーになります。
逆に右の木超えがベストと解れば・・・当然狙いたくなりますよね?
黙ってフェアウェー真ん中を狙えば良いわけですが・・・・私のティショットはスライスして林の中へ。
今日はグリーンが右の為、絶対に左サイド狙いでした(汗)
出して、乗らず、寄らす・・ダボ(泣)
このミドルホール、距離はそんなにありません。しかし難易度は相当高いホールだと思います。
右サイドの大きなバンカーはアマチュアの平均飛距離に効いてきています。
プロでもドライバーを持たず、スプーンで刻みが正解でしょうか・・・
私のティショットはバンカーから、結局何をどう打ったのか記憶が飛びまして(汗)
気がつけば・・・
またしてもダボでした(泣)
やや右ドッグレッグでやや距離のあるミドルホールです。
アベレージヒッターには左右バンカーが気になるホールで非常にプレッシャーが掛かります。
私のティショットは左バンカーの脇でした。とりあえずセカンドショットは狙えると思いきや・・・
実はこれ、最悪でした(汗)
説明にある通りで、今日の左グリーンであればティショットはミスをしても右サイドでしたね・・・結局この木に当てて5オン1パットトリ・・・
1、2、3と鳥、鳥、鳥・・・(涙)
やや短めのショートホールです。
一見何の変哲もないホールに見えます・・・注意するのは手前のバンカーで両サイドへ外しても何とかなりそうな予感・・・
ティショットはやや右へミスショットでした。でも何とかパーは拾えるかな・・・?
とんでもありません!!
行ってみて驚きな砲台グリーンでした・・・グリーンギリギリにスピン掛けて乗せても寄せきれず・・・結局ボギー。
このロングは距離が有りません・・・しかし難易度は西コースで1番!ハンディキャップ1のホールです。
このホールもバックティからであれば、右の池が効いてきます。
フロントからだとロングヒッターには甘いホールになりますが、アベレージゴルファーには丁度良い場所に池が効いてきます・・・つまり、誰でもその力量に合わせて楽しめる、これが大利根CCの・・・そして井上誠一さんの素晴らしい部分だと思います。
当然、目標は真ん中に見える木ですが・・・
とりあえずこの木にぶち当てました(涙)
そして途中からグリーンによってホールが分かれるわけです・・・セカンドのねらい目も慎重にならないとパーを取るのは困難ですね。
私はここから寄せてワンパットで何とかボギー。
後半ここまでダボ、ダボ、ダボ、ボギー、ボギー・・・もう90オーバーは確定?!
このショートで奇跡が起きました・・・・UTで打ったボールが何故か乗り、何とか後半初パーをゲット!
グリーンとグリーンの間にバンカーがあるので、逃げ場所は乗せるしかないショートで、偶然良いショットが出て良かった・・・
そしてここから奇跡的な展開が!
このミドルは距離は有りませんが、正確なティショットが要求されます。
右に見えるバンカーは実はフェアウェー真ん中のバンカーでここから左右にホールが分かれています。
このバンカー位置も絶妙!
しかし左側に逃げると・・・
ここにも絶妙な位置にバンカー。
アベレージゴルファーには入る可能性が高いバンカーです。
このホールでも寄せワンのパーをゲット・・・残り2ホール・・・死に物狂いでパーを連発しなければ!
長いミドルホールです。
左サイドにはダブルバンカーがある為、ロングヒッターは右の林超えを狙えばベストでしょうけど・・・・因みにこの今、打っている方はめちゃくちゃ飛びます!
プロとほぼ変わらぬ飛距離で・・・当然、この○の位置狙い、関プロもギリギリ狙っていきましたがやや林へ。
ロングヒッターには左のバンカーが相当効いている様子・・・私は超ショートヒッターなので(汗)安全に左サイドでフェアウェー・・・・しかしセカンドミス・・・しかし!
寄せてこの距離をねじ込んでパーでした。
さて・・いよいよラストホールです。
なんとしてもこのロングでパーを取る!と意気込みましたが・・・ティショットは左のラフ。
しかしやや右ドッグレッグなホールで、かつ右グリーンにて結果的には右サイドより左サイドが良かったのかもしれません。大利根CCの特徴は中央をしぼり、途中から開放的にしているホールが多いと思います。
三打目を見事ダフッ・・・としましたが、また寄せて奇跡的にパー。
後半は6番から9番までオールパーをゲット!
広い様で、狙い所は狭く、正確かつ飛距離が必要なホールが多いですね・・・
後半は44でした。
夕暮れの大利根CC、クラブハウスのテラスより・・・
結果 OUT 45(16) IN 44 (15)
何とか90を切ってラウンド出来ました・・・後半はしぶとく頑張りました♪
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