大浅間ゴルフクラブ

今回は長野県内では屈指の名門コース、大浅間GCでプレーしてきました。

プレーは7月の暑い時期。
避暑地でのゴルフは滝の様に流れる汗と、不快感に包まれた高い湿度の中でのプレーとどの様に違うのか・・非常に楽しみでした!

大浅間GC

クラブハウス

クラブハウスの外観です。

大浅間GCクラブハウス1

伝統と格式とそして高原リゾートコースでのゴルフ場といった雰囲気を醸し出した素晴らしいハウスです。

ハウスの中は、とにかく雰囲気が素晴らしいの一言!!

大浅間GCクラブハウス2

大浅間GCクラブハウス3

そしてもっと素晴らしいのは

大浅間GCクラブハウス4

洗面所です。
ご覧下さいこの高級感と、清潔感。何も言う事は有りませんね!

練習場

練習場1

練習場です。
当日は雨でした。そんな時に屋根付きの練習場は本当に助かります。
ヤーテージも十分。ただし全体的な設備としてはやや不満な部分もありました。
これはこのコースでは熱心にスコアを競う為のゴルフではなく、リゾートコースとしてゴルフを心からエンジョイして欲しい・・・練習場は身体を動かす程で良い。その様な印象を感じました。

練習場2

練習グリーンは数箇所あり、全く問題ありません。

今回スタートはINコースからでした。
ところが・・・当日は朝から激しい雨!せっかくの高原ゴルフが少し残念!

グリーンは「白樺」と「松」の2グリーンで今日は「白樺」でヤーテージが長い方でのプレー。

■BLACK 6909Y
■BLUE 6705Y
■WHITE 6438Y

今回はWHITEからのラウンドです。この程度のヤーテージなら楽勝~♪と思いましたが(汗)ヤーテージと言うのは高低差で如何様にも変わる事をあらためて知らされた・・・そんな厳しいラウンドとなりました。

10番 535ヤード P-5

大浅間GCの特徴を一言で言うと、このホールの様に「雄大!」

町並みが一望出来る、かなり打ち下ろして行くロングホールです。
私のティショットは左サイドにぎりぎりフェアウェーキープ

セカンド地点も広々としており殆どプレッシャーはありません。
ただし見た目より打ち下ろしが激しく、サードショットの距離感が難しい・・・サードショットはややショートし、寄せきれずボギースタートとなりました。

11番 393ヤード P-4

このホールは全体的にフラットですが、400Y前後と比較的長いミドルホールです。
左サイドは安全ですけど今日のグリーンだとセカンドの距離が残ります。

ティショットは右サイドのラフ。そこからグリーン近くまで運び寄せてパー。

12番 147ヤード P-3

ここもほぼフラットで距離も短いショート。ここで本日一番のティショットが!

ワンピンについたナイスなショットでした!
しかし・・このホール距離が短いのでグリーンは見た目より起伏が激しくラインを見た瞬間こりゃ無理だと(汗)

結局パーでした。

13番 359ヤード P-4

ほとんどストレートなミドルホールです。
しかし見た目より打ち上げており、実測400Yに近いミドルホール。
ティショットはフェアウェーの右サイドと絶好な位置でしたが・・・セカンドが思ったより距離がありまして

結局ショートし、そこから寄せきれずボギー。

14番 377ヤード P-4

このホールもじわりじわりと打ち上げて行くホールです。
右サイドOBの為、左サイドを狙いましたがフェアウェーはそれほど広いホールではなく左サイドのラフへ

右サイドからだと左グリーンを狙えません。左狙いは正解!ラフからグリーン近くまで運び今度は寄せてパー。
左グリーン(松)は距離がやや短い分、砲台になっています。
大浅間GCの特徴は表示が長いホールは打ち下ろし、表示が短いホールの殆どは打ち上げになっています。そして砲台グリーンも多く、様々な工夫をしていますので簡単では有りません。

15番 510ヤード P-5

雨が上がり、見て下さいこの空の色!!
高原コースのこの爽快感!!
当然気持ちよく振りぬいたティショットはフェアウェーをキープ。

このロングはセカンドからやや打ち下ろしなので、距離が短めなロングとなります。
セカンドは安全にユーティリティで刻み、残り100Y以内を確実に乗せてパー。

ティショットをミスしてもパーを取れる可能性が十分あるホールです。

16番 176ヤード P-3

このショートも打ち下ろしとなります。
よって距離はやや長く、バックティからだと200Y。
グリーンも決して大きくはないので易しいショートでは有りません。

ティショットは安全にグリーン手前に乗せてパーでした。左にひっかけたらジ・エンドなホールです。

17番 348ヤード P-4

距離が短く、ほぼフラットなホールですが右にドッグレッグしておりティショットの打つポジションが悩ましいホールです。
右側の最短距離がベスト。しかしそこから右に曲がるとセカンドは相当やっかい。
上がって解りましたけどやはり左サイドがベストですね。
私は絶好のポジションでセカンド残り100Y以内でしたがダフってしまいボギーでした。
グリーンが砲台だと、先に顔が上がってしまいます。反省!

18番 344ヤード P-4

334Y?
なーんだ楽勝~~しかもフェアウェー広いし!

なんて思っていたらとんでもありません!

私のティショットは一応フェアウェーでしたけど、打ち上げがきつくて推定飛距離200Yも行ってなかったかも・・?(汗)

写真ではまず解らないでしょう。このホールがいかに打ち上げが厳しいか。
歩いていくとジワジワと足にきます・・・今迄比較的楽にラウンドできていましたがこのホールは実測400Y+足腰の強さ力・・・です(苦笑)

しかしその先に見えるハウスが本当に素晴らしい!!絵に描いた様な自然とマッチングした美しいレイアウトです。感動の瞬間でした。

結局午前中のラストホールはボギーで40回。
大たたきがなく、コツコツパーを拾っていましたので好結果となりました。
さて天気も午前中の雨はどこへやら・・・真夏に爽快なゴルフが出来る事を感謝して午後も頑張るぞ!と。

1番 428ヤード P-4

スタートホールはこうあるべきの典型的なホールですね。
打ち下ろしでかつ、フェアウェーも広い。ただし距離はそこそこあります。
ただ打ち下ろしなので実測は400Yを切っていると思います。

ティショットはフェアウェーど真ん中。

しかし両サイドにバンカー・・右サイド手前が狙い目。
そこに打ち、寄せてパー。よし!午後も好調だ!

ところが・・・

2番 169ヤード P-3

この打ち上げのショートホールには参りました(汗)
169Yとの事ですが実測185Yかそれ以上。
当日は風もアゲンストで、打つクラブで迷いました。安全に行くのであればグリーン手前でも良い。しかし乗せるのであれば長めのクラブで打つ必要があります。

それでユーティリティで打ったわけですが、力んで左にひっかけて絶対入れてはならないバンカーへ。

そこから出すだけ・・・寄らず入らずダボ!

3番 328ヤード P-4

ティショットが打ち上げでセカンドもやや打ち上げなので、実測370Y~380Y。右サイドへ打つ事はタブーなホール。
間違えても左サイドへティショットを運ぶ事ですね。

セカンドはグリーン近くまで運び、寄せて何とかパー。
距離表示よりもタフなホールです。

4番 413ヤード P-4

やや距離があるミドルホールですが・・・ここで大きなミスをしてしまいました。
ティショットを大きく右へ曲げた事は仕方有りません。

しかし林の中から無理やり狭いルートで前に持っていこうとして・・・
えーー途中で何をやっているのか自分でも解らなくなりまして(汗)上がってみて計算してみたら・・・7!でした(汗)

久しぶりにOB以外でやってしまいました。ミスは仕方ない。しかしそれを無理に挽回しようとするとこの様なスコアになる典型的なパターンでした・・・反省!

5番 480ヤード P-5

右サイドがティンググランドからは狭く見えますが、実際は左サイドがOBで左に打ってはならないホール。しかしティショットはややひっかけて左のラフ。

そこからダフったり、色々有りまして・・・

この位置からサードショット。乗らず、寄らずで今度はダボ!

この2ホールで5オーバー。早くも終焉・・・(泣)
しかし残りホール、全力で頑張るぞ!と。

6番 398ヤード P-4

このミドルは大浅間GCでの中でも屈指の特徴的かつ戦略性の高いミドルです。
ロングヒッターであれば左サイドぎりぎりに打っていけば最短距離を稼ぎ、ショートアイアンでセカンドが打てますけど、そこから少しでもひっかかればOB。

安全に行くのであれば右サイドへ。

私のティショットは安全に右サイドからプレーイング4のマークがある地点。
しかし残りは打ち下ろしとは言え、まだ170Y近く有ります。
ショートして寄せきれずボギーでした。

グリーンから撮影するとこの様な打ち下ろしで、ロングヒッターであれば下の段まで転がって落ちてきてセカンドがショートアイアンになります。
ただしティンググランドからこのフェアウェー下の段に打つには相当正確なティショットが要求されますね。

7番 146ヤード P-3

このショートも一生忘れる事が出来ません。
おそらくこれまでの私のゴルフ人生の中で、最も印象に残ったショートホールとなります。

距離はたいした事ありません。もっともバックティからだと乗せる事は私の力では不可能です。
写真でそのすごさをお伝え出来ない事が残念ですが、ティンググランドに立った瞬間感じた事は一言
「か!壁!」
です(苦笑)
壁に向かって打つ。そんな感じでこれはもう実際現場に行かないと解らないでしょう。
相当良いショットが打てましたが、グリーンにわずか足りませんでした。

グリーンからティンググランドを撮影しました。
これでもこのホールの打ち上げレベルがどの程度が解り難いかもしれませんけど、とにかく山に向かって打つ!

自然との闘いを残した非常に印象的なホールでしたね。このホール何とかパーでした。

8番 544ヤード P-5

このロングホール距離はたっぷりありますが、途中からやや打ち下ろしになるので、ティショットが鍵を握ります。

右サイドのバンカーに入らなければ雄大なセカンド地点が待ってくれています。

しかし名門コースのロングは必ずといって良いほどグリーン手前に木をハザードとして残しています。

ただし、この様にバンカー位置がグリーンからやや離れています。サードショットがショートアイアンで打てる状況でこのバンカー位置はリゾートコースとしての大切な味付けなんでんです。あまりにもシビアにしてもゴルフ本来の楽しみを奪いかねない。
コースによりその立ち位置は様々ですが、大浅間GCは名門リゾートコースです。
その立ち位置を間違えてはいけない。そんな事をこのホールからふと感じた次第です。

このロングは手堅くパー。

9番 353ヤード P-4

最終ホールです。
18番同様に9番もクラブハウスに向かって打ち上げて行きますが、18番と比較してなだらかな打ち上げ。しかし距離はたっぷり。
ティショットは安全な方向は右サイド。しかし距離が200Y近く残りました。
そこからユーティリティでグリーン近くまで運び寄せて何とかパー。

上がり3ホール全て寄せワンでのパーでした(苦笑)

結果 IN 40(16) OUT 44(14)

トータル84(パット数30)

予想した以上に難しかったです。

さてコースや他、様々な事についてプレーしてみた個人的な感想をお伝えしたいと思います。

真夏ですから暑い事は暑いのですが、時折吹く風が冷たく「ああ・・これが高原リゾートコースの素晴らしさ」と感動しました。

その避暑地としての最高ランクでもある大浅間GCは、景観もコースもハウスもその他、従業員も教育も、全てがAランクである事を確認させて頂きました。

ただ確かに9番と18番(特に18番)の打ち上げはきついです。
しかしその先に見えるハウスとゴルフ場との景観が実に素晴らしく、疲れより感動を与えてくれます。

まだプレーをした事がない方は是非一度プレーして見てください!素晴らしいリゾートコースでのプレーが十分堪能出来ると思います。