分を弁える

最近、ある講演会に出席してお話を伺った中で、企業の生存率と言う話がありました。
設立して30年続く会社は全体の0.02%、1万の会社のうち生き残るのは3社に満たないそうです。もう少し多いと思っていたのでびっくりしました。10年続くケースさえ6%との事です。

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社会に有用な会社は残り、必要な商品やサービスを提供できなくなった会社は消滅していく事になります。適者生存です。過去にいくら立派な業績を残していても、現在に望まれる結果を出せなくなれば個人も同じです。

自分自身の経験からしても企業も個人も経済活動をしている場合には、一時に大儲けをしたりすると、その後失敗するケースが多いようです。企業も個人も「分を弁え」て稼ぐ事が継続する条件のようです。

最近読んだ曽野綾子さんの「人間の分際」と言う本が面白かったです。

そこには、
人間は「分際」がある。
人生のほんとうの意味は苦しみの中に有る。
人間関係の基本はぎくしゃくとしてるもので有る。
大事なのは「見捨てない」ということ。
幸せは凡庸の中に有る。
一度切りの人生をおもしろく生きる。
老後程勇気を必要とする時はない。

第一章から第七章まで、一気に読みました。それぞれがいちいち納得出来る内容でした。皆様も是非ご一読なさる事をおすすめします。

人の生命も会社の生命も同じように思えます。
「正直で有る事」「謙虚で有る事」「継続する事」「自分の分を弁える事」が大切だと思い知らされました。

By 万次郎

掲載日時:2015年11月16日

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