年明けのゴルフ会員権相場

年が明けて昨年末11月から12月に大きく下げた高額の会員権が急ピッチで値を戻してきています

株高で富裕層を初めとする余裕資金を持つ人達の余剰資金の一部が流入してきているようです。例年だと寒いこの時期はオフシーズンで会員権のマーケットも閑散期で、今年のような活発な買いが入るのは珍しい事です。

昨年は夏場を過ぎて大きく値を下げた反動で十分買い頃の価格まで下げたと思った個人の買いが戻ってきているようです。

小金井カントリー倶楽部、東京よみうりカントリークラブ、武蔵カントリークラブ、相模原ゴルフクラブ、戸塚カントリー倶楽部、桜ヶ丘カントリークラブ、大利根カントリークラブなど各地域を代表する名門コースは軒並みこの3か月の間に下げた直近の最安値から15~20%近く値を上げています。

今回の会員権の下げは後づけの理由で説明は出来ますが、誰もが下げ過ぎていると思っていたようです。内容の良い一流名門コースはさすがに強いと言うのが今回の戻しを経験した実感です。

1,000万の相場をつけていた銘柄がほとんど取引の実績が無くて一気に400万台まで落として現状は500万超まで戻し、当面は春先に向かって700万程度まではとりあえず期待して良さそうです。

また、それに連動してしっかりした中堅クラスや低値の人気コースも動意づくものと期待されます。

 

by 万次郎

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掲載日時:2017年1月20日

新年の決意

af9a932585dfa608cd2e37fdfdc2cba0_s新年明けましておめでとうございます。
平成29年が皆様に幸多い年に成ります事を祈念申し上げます。

誰もがプレーヤーとしてゴルフをする事の楽しさを実感出来る時代になってきました。業界もゴルフ市場の活性化に真剣に取り組まなければならない状況です。

800万人の団塊の世代が後期高齢者なりますが、それに替わる若年層のゴルフへの参加が遅れています。

古いゴルフスタイルにとらわれ過ぎず、若い人達がもっとカジュアルにプレーを楽しめる環境整備が業界の喫緊の課題です。会員権の市場も入会条件の簡素化や、名変料・入会預託金などの間接経費の見直しなど、時代の流れの中で変わっていかなければならない問題は山積しています。

誰もがもっとゴルフを楽しめるようにする為に、私達はゴルフサービスに係わる者として、微力ですが精一杯頑張って参ります。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

by 万次郎

掲載日時:2017年1月1日

新宿3丁目

新宿3丁目で仕事を始めて41年になります。その前、学生時代からも遊ぶ場所は新宿でしたから、50年近くここら辺りを徘徊しています。

若い頃は新宿は怖い街だと言われる事がありましたが、私自身はこの街で怖い思いをした事はありません。

以前に聞いた事がありますが、街が変わっていく時は10年単位で反時計回りに変わっていくと聞きましたが、その通りで、西口の高層ビル街から南口、その後3丁目、とほぼ10年ごとに変わっていく様子は聞いた通りです。

これから10年もすると歌舞伎町周辺が大きく変わっていくように感じます。

先日の日曜日に久しぶりに銀座を歩きましたが、街並みが整然としていて、どの店も名前の知られた老舗でした。いつもの新宿の街とは違った雰囲気で、たまに銀座に来るといつも「さすが銀座」と思います。

街の成り立ちは、新宿は宿場街からで銀座は銀の市からです。良し悪しではなくて、出自はなかなか変わらないものだと思います。

最近の新宿の変わりようは、外人さんが多くなった事と、東口から南口への人の流れが目立って多くなってきた事です。
特に3丁目辺りでは、街を歩いている方の半分以上が外人さんのようです。
伊勢丹などにも外人さんの20歳過ぎの若いカップルや5~6人のおばさんのグループが、キャリーバッグを引きながら躊躇なく入って行きます。

アメリカでは番狂わせのトランプさんが大統領になり、英国はEUを抜けるなど、世の中の流れが以前と随分変わってきているようで、新宿の街でも人の流れや街を歩く人が変わってきて、新宿3丁目のメインストリートである新宿通りも伊勢丹と中村屋・高野などで他に並ぶお店は様変わりして、その位街の移り変わりが早く激しいです。

これからもこれ迄のように、新宿に来ると「元気」になれるような街で有って欲しいと思っています。

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by 万次郎

掲載日時:2016年11月30日

親孝行

いつまでも元気でいてくれるはずだと思っていた母が亡くなって7年、父が亡くなって3年が過ぎました。

子供というのは殆どが親不孝者で、子が親孝行をするのは何もわからない幼児の頃と、いよいよ足腰が立たなくなった親に何十年もの親不孝の罪滅ぼしの何分の一を補填しよう、と一時しゃかりきになる事が有る位で、親と子のバランスシートでは殆ど親の持ち出し超過で終わっているようです。

私自身では、あの時あれをして親が喜んでくれたという想い出が幾つか有る位で、その何十倍何百倍もの心配や苦労をかけています。今になって後悔しきりです。

父は長男の私に6代続いた家業を継げと言う事もなく、四人の子供達をそれぞれ好きに、やりたいようにさせてくれました。仕事がうまくいってそれを話すと我が事として喜んでくれました。母は私の仕事の事は何もわからないようでしたが、学生の頃、夏休みに帰省して東京に戻る時には、家から少し離れた神社の前まで見送った後、電柱の陰に隠れて涙を流しながら見送ってくれていたそうです。母が亡くなった後に近所の方から聞きました。

自分が今の歳になって、父、母の愛情の深さに感謝するだけです。

両親が亡くなった後、朝晩お仏壇にお参りをして、帰省の際に墓参りをしてもらうだけでは、つくづく割りの悪い親不孝者だと思われている事でしょう。

「親の恩は子に返せ」という言葉が有ります。せめてそのように努める事と、四人の兄弟姉妹達と仲良くつきあうようにする事が、亡くなった両親への供養ではなかろうかと最近は思うようにしています。

 by 万次郎

掲載日時:2016年11月11日

磯子カンツリークラブ

20年程前であったが、5年間程磯子カンツリークラブのメンバーで有った事があります。

桜の美しく咲く時期と旨い中華を食べたい時に、元ゴルフ雑誌の編集長で今は亡くなられた田野辺氏を誘って良く通っていました。
田野辺氏もこのゴルフ場は昭和35年に開場する以前のコースの造成の頃から雑誌の仕事の関係で度々通っていたとの事で、その頃の思い出話も行き帰りの車の中で聞かせて戴きました。

コースは丘陵で、春夏秋冬、数多くの花木類が四季折々に楽しめ、距離はそれ程長くはないけれど、私にはほど良く居心地の良いクラブで、働いている方達も皆さん素朴でフレンドリーな方達でした。

最近のゴルフ会員権の市場では、この磯子カンツリークラブの評価が群を抜いて高く、神奈川県でも一、二を競っています
ゴルフ場のコースだけの評価であればいろいろな評価もあるでしょうが、神奈川県には他にも幾つもそれなりのゴルフ場のある中で、どうして磯子なのかとお客様からも聞かれる事があります。

ゴルフ場自体の地形は、もともとが円海山で海抜125m位の低い山できつい起伏がありましたが、開場してからほぼ半世紀の間コースの改造を続けて、オープン時から見ると違うゴルフ場と思える程変わって良くなったとプレーヤーの評価は高くなっています。

ゴルフ会員権の相場が決まる要因の主な条件は、コースのヤーデージがある事フェアウェイが広い事アップダウンが少ない事立木や池バンカーなどのハザードが適正にそれなりにある事クラブハウスの良し悪しなどがハード面での評価の主なポイントで、ソフト面では人的なサービス入退会条件の難易度名義書換料や入会預託金が会員権の相場に見合うものか否か年会費の額メンバーの構成経営状況で評価されています。

そういう中での現在の磯子カンツリークラブの市場での評価の高さの一番の理由は、創業以来現在までの経営陣の努力の賜物ではないでしょうか。

他ではバブル崩壊後もその栄光を忘れられず、一流コースなら名義書換料は地域一番、年会費も一番、入会預託金も戴いて当然、入会条件は非公開で入れてやるんだという態度がアリアリ、というのが名門コースであると勘違いをしている残念な自称名門コースがあります。

磯子カンツリークラブの入会条件は、年齢が30歳以上であること、紹介者は理事1名と正会員1名で、後は規定の会員名義変更依頼書を提出し、毎月一回行われる理事会で審査を受ける事になっていますが、特別に難しい入会条件も無くて、普通の社会人であれば申し込みをして入会を認められないという事はまずないと考えて良いようです。

名義書換料は200万円、入会預託金(退会時返還される)500万円、年会費は12,000円である。これで特筆されるのは年会費の安さです。
現在は磯子クラスのクラブの年会費は8万から10万程度が平均になっている中での12,000円は首をかしげる位安いです。

ゴルフ場がオープンして30年程経過すると、どのコースでもアクティブなメンバーが1/3、年に数回来場してプレーするメンバーが1/3、スリーピングメンバーが1/3のメンバー構成になっている事が多い中で、市場に売り物として出てくる会員権は殆どがスリーピングメンバーのもので、私達が処分なさるお客様に伺うと、その理由は高齢になってプレーも以前程出来なくなり、そのわりに使わない会員権の年会費の負担が重くなってきた為、とおっしゃる事が多いです。この事はこれから先も続く現象です。
利用しているメンバーには何でもない年会費でも、利用せず高齢や病気で使えなくなった方達については負担に感じるような高額な年会費については、クラブ側でもその救済措置を真剣に考えても良いのではないでしょうか。

今回は磯子カンツリークラブの例ですが、どんなゴルフクラブもメンバーとクラブは互恵の関係です。片方だけが一方的に得をし続ける関係はないはずです。

これからも磯子カンツリークラブの健闘を応援したいと思います。

by.万治郎

 

掲載日時:2016年10月18日

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