ゴルフ会員権
基礎知識

分かりやすく会員権のことをお伝えするための講座コーナーです。 基礎知識や税金に関すること、また実際の取引の流れなどを写真をおりまぜながらご紹介しています。ご購入・売却や各種お悩みなどみなさまが疑問に思われることを掲載しておりますが、まだ他にも聞いてみたいことがありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

ゴルフ会員権の基礎知識

ゴルフ会員権を買うときには他の諸経費はどれ位かかるのですか?
当社への売買手数料は250万円以上は2%。以下は5万円です。その他、ゴルフ場に名義書換料が必要となります。また、紹介者を当社で手配する場合、紹介者へのお礼が必要となります。消費税はゴルフ会員権価格と売買手数料と名義書換料は別途消費税がかかります。(2021年4月1日より、ウェブサイト内の表記はすべて税込みとなっております)

 

入会条件で「推薦者要」とあります。私が希望するクラブで知り合いがいません。
どうしても見つからない場合、当社にてお探しいたしますので、ご心配ありません。但し、入会するコースによっては、紹介者になっていただく方と面接していただく場合が有ります。詳細はお気軽に当社にご連絡下さい。

 

入会条件に「他クラブ在籍者」となっているコースがありますが、絶対条件でしょうか
絶対条件のコースと、臨機応変に対応していただけるコースと様々です。「原則として他コース在籍者」と記載されているコースはまず大丈夫です。但しコースによって対応がそれぞれ違いますので、詳しくお知りになりたい場合は当社までお問い合わせ下さい。

 

年会費は今後上昇傾向にありますか?
メンバー重視のクラブ運営をしているコースは年々上昇してます。メンバー中心の充実したクラブライフを維持しなければならないコースについては今後も上昇すると思われます。例えばアメリカのメンバーコースの年会費の平均金額は、約25万~30万です。それに比較すると、日本の年会費はまだ安い水準にあります。

 

海外に在住ですが、日本のゴルフ場のメンバーになれますか?
入会条件として「日本国籍者」としているコースがほとんどですが、海外に在住でも、国籍の条件が合えば問題ありません。但し、国籍条件が合わない場合、入会が非常に困難です。また、外国籍でも入会できるが、その場合同じ外国籍の方からの証券でないと入会申請できないといった制限を設けているコースもあります。その場合、通常より割高な相場でゴルフ会員権を購入しなければならないケースが殆どです。

 

親子でメンバーになれますか?
年齢制限を設けているコースについては、その年齢に達していなければ入会できません。但し、コースによっては柔軟な対応をしているところもありますので、その都度相談されてみてはいかがでしょうか。

 

ゴルフ会員権業者は数百社あると聞きます。何故各業者によって価格が違うのですか?
各業者が相場表を掲載しておりますが、すべての物件を持っているわけではありません。各業者が、依頼されている物件を、データベースにて情報交換し、それを相場表として記載しています。従いまして、実際に売りや買いを直接依頼されている業者と、そうでない業者では当然金額が違ってきます。当社を含めた大手業者では、当然扱っている物件数が違います。当社のDM発送量は関東NO1の為、当然他社よりも依頼が圧倒的に多いのが現実です。従いまして、確率的に他社よりも安く、スピーディな対応が可能となっております。

 

倒産しているコースが増えていますが、倒産する確率の低いコース選びを教えて下さい。
複数ゴルフ場を経営しているコースや、バブル期に高額募集をしたコースは倒産する確率が高いと思われます。逆に、開場から30年以上経過しており、そのコースしか運営していないコースであれば、現在の不況下でもまず安全といえます。但し、そうしたコースでも、借地権の問題を抱えていたり、他に投資してゴルフ場に多額の抵当権が設定されていたりするケースもありますので、法務局で調べるといった方法もあります。また、株式形態のゴルフ場であれば定期的に決算報告書を発行しておりますので、経営内容が把握でき、預託金形態のゴルフ場より信頼性が高いといえます。

 

入会手続きに「同伴プレー有り」のコースがありますが、どういった事に注意すればよろしいですか?
ごく一般的なプレーマナーとして「バンカーを打った後ならしているか」「人が打つ時、前に出ていたり動いたりしていないか」など、普段から注意している事を守っていれば問題ありません。スコアが悪いとかで入会を拒否する事はないと思いますが、130~150も叩くようであれば、コースによっては再審査するケースもあります。

 

預託金の据え置き期間は、名義変更時に再度延長されるのですか?
ほとんどのコースが再度同じ期間(例えば10年)延長します。それはご承知の通り、預託金を返す事ができないからです。ですからそうしたコースは10年後もまた同じ問題を抱える事になります。よって再度償還時期がきてもお金を返してもらえると思わない方が良いでしょう。前名義人の預託金をそのまま継承できるコースもわずかながらありますが、そうしたコースは当然預託金を返していますので、市場に売りが出てくる確率が低いです。

 

書換料は交渉して安くできますか? 
書換料は、まず交渉しても安くできません。しかし、預託金償還問題を抱えているコースで、証券を分割し、分割した証券においては書換料を無料にするといったコースもあります。

 

ゴルフメンバーを退会しても再入会出来ますか?
再入会についてはゴルフ場の規約で認めているコースと認めていないコースがあります。ただ最近は一度退会したメンバーでも家族への譲渡の場合、一定期間メンバーとしてプレーが出来るコースが増えております。

ゴルフ会員権の取引について

ゴルフ会員権を売ろうと思っています。代金の受け渡し方法について教えて下さい。
売却の場合、用意していただく物は「証券」「印鑑証明書」「実印」です。またコースによってはメンバーズカード(パス券)ネームプレートなどの備品類を返却する必要があります。それらを用意していただき、取引日当日に現金、もしくは銀行振り出し小切手、又は銀行振込との同時交換となります。お取引は基本的に当社がお客様の指定場所(勤務先やご自宅)にお伺いいたします。

 

父が亡くなって、ゴルフをする者がいないので、ゴルフ会員権の売却を検討してます。どのようにすれば良いですか?
相続物件の場合、基本的に譲渡する場合必要な書類としまして「遺産分割協議書、もしくは同意書」「相続人全員の印鑑証明書」「除籍謄本」を証券の他、用意していただく事になります。また、コースによっては一度、代表相続人に名義書換をしてからでないと譲渡できないコースもあります。その場合、別途名義書換料を支払う必要がありますので注意が必要です。また、遺言書など公正証書を作成している場合とでは、用意する書類が変わってきます。その都度当社にご確認下さい。

 

相続物件の場合、相続人全員の印鑑証明書が必要と聞きました。相続人が海外に住んでいる場合どうしたら良いですか?
海外に住民票を移転している場合、現地領事館にて「在留証明書」もしくは「サイン証明書」を用意して頂く必要があります。

 

遠方に住んでいる場合のゴルフ会員権の取引方法を教えて下さい。
関東甲信越であれば、お伺い致しますが、その他の地方では原則として郵送取引をお願いしてます。その場合、振込み決済となります。従いまして、金額間違いなどのトラブルがないように、あらかじめ売買契約書を作成しますので、ご心配ありません。

 

ゴルフ会員権の取引はクーリングオフが適用されますか?
購入の場合、基本的には適用されます。但し、お客様からの依頼で、お客様の指定場所にてお取り決めした場合、訪問販売法と違うケースとみなされ適用されない場合もあります。また、ゴルフ会員権の売却につきましてはクーリングオフは適用されません。

ゴルフ会員権の購買・売却・保持の際の税金などについて

父が亡くなって、私が相続人となってゴルフ会員権を売却した場合の税金の算出方法について教えて下さい。
お父様が購入した金額が税金の対象となります。亡くなった時の時価ではありませんので、ご注意下さい。例えば、お父様が当時100万円でゴルフ会員権を購入し、ご子息様が相続を受け、500万円で売却した場合。{差額400万-50万(特別控除)}÷2=175万円が税金の対象額となり、年収に合算しなければなりません。相続を受けた時の時価が1000万円で、数年後500万で売却したとしても、その当時の時価が基準になりません。

ゴルフ会員権で売却損が発生しました。ローン金利や年会費も経費として認められますか?
ローンの金利や年会費は経費として認められません。但し、ゴルフ場が開場する前にローンで購入した場合、開場までの期間に支払った金利は経費として認められる場合があります。