グリーン(Green)

フェアウェイよりもきめ細かに整えられた芝で構成されていて、芝生が短く刈ってあるのでボールがよく転がるようになっている、カップが切ってあり、その上に旗竿(ピン)が立っている場所を言います。
グリーンは他の場所とは異なり、マークして球を拾い上げたり、パットライン上の砂を取り除くことが出来る場所です。
ゴルフの基本的な目的は、自分のボールを効率よくグリーンに運んでカップに落とすことであるので、グリーンはゴルフにおけるコースの一要素になります。
ですからゴルフ場のグリーンの良し悪しは、お客様の評価に直結します。

○ベント(Bent)
芝生に使われる植物で、洋芝の一種です。
ベントグリーンは冬も緑色を保っているのが特徴で、芝目がきつくなく、暑さに弱くその管理が難しいとされています。
ベント芝がグリーン上においては、日本で最も多く利用されている芝になります。
いつのころからか、ゴルフ場は不人気の高麗からベントに切り替えていきました。
暑さに弱いベント芝は葉が細く柔らかいため、芝目が弱く、グリーンが速く仕上がります。ボールマークはつきやすく、スピンはかかりやすいです。

○高麗
本高麗とも呼ぶ、コウライシバの代表的品種です。
高麗芝は葉が硬く、上を歩くとガサガサとした感じを覚えることと思います。ですので、球の転がりが芝目によって強い影響を受けてしまいます。
40~50年前は高麗芝が主役で、ゴルフ場のグリーンといえば大体それでしたが、いつのころからか不人気になりました。
高麗は冬になると枯れてしまいます。夏場も刈る回数が少ないと密に育たず管理が大変でした。
暑さに強い高麗芝は葉が広く硬いため、芝目が強く、グリーンは遅くなります。ボールマークはつきにくく、スピンはかかりにくいです。

ゴルフ会員権の明治ゴルフトップへ
ゴルフ会員権の明治ゴルフ用語集トップへ

ゴルフ場用語集