私は「容疑者Xの献身」や「マスカレードホテル」、「変身」他代表的な作品を10冊程度しか読んでいないライトなファンですが、一度読み始めると面白くて寝る時間も忘れてしまう、日本を代表するミステリー作家・東野圭吾さんのあまりに早すぎる訃報にはとてもショックを受けました。
シリアスで緻密な多くの名作を生み出した娯楽作家の最高峰でもあった東野さんですが、実はとてもユーモアにあふれたお人柄でも知られていました。
元エンジニアという理系出身の東野さんは、かつてエッセイで「怪しいファックスが届いた時、理系としての好奇心からわざわざ返信して騙されかけた」といった、お茶目でちょっと抜けたエピソードを明かしていたことも。
あの天才物理学者・湯川学(ガリレオ)を生み出した生みの親が、私生活ではそんな可愛い罠に引っかかりそうになっていたなんて、なんだか親近感が湧いてしまいますよね。
作品の裏側にあるそんなお茶目な一面を思い出すと、寂しさの中にも温かい気持ちが込み上げます。
偉大なストーリーテラーのご冥福を、心よりお祈り申し上げると共に、これからのんびりと106作品を全て読了していこうかな、などと考える今日この頃です。
Ikechan
