それにしても暑い日が続きますね・・・。
私は贅沢な事にホームコースが2つあります。ある意味全く異なるクラブのメンバーだと業界のプロとして、とても勉強になる事が多いです。
それぞれ素晴らしいところや弱点があり、どちらも個人的には好きだけど、立地条件やメンバー数、経営母体等でこんなにも違うのか?と思います。
その一つのホームコース東京国際GC。
とにかく都心部から近く、半径30キロ以内(私の自宅からは15キロ)であれば下道で1時間以内。
電車でももちろん近くて、東京の真ん中から西側のプレーヤーにとってみれば、東京よみうりCCや桜ヶ丘CCは別格として、それ以外でお手頃な会員権と言えばやはり候補の一つになります。
しかしながら、元々は27Hのゴルフ場。一部、東京都に土地を売却する事で18Hになりメンバー数は27Hのメンバー数にて予約が取り難い。とは言え、予約開始日に連絡をすればまず取れます。とは言え・・・1日でも過ぎるとジ・エンド。キャンセル待ちに九分九厘なってしまいます。
そしていつも混雑している為、お昼時間は確かに長い・・・とはいえ、シャトレーゼが母体の為、ケーキや和菓子、他デザートが食べ放題。食事も個人的には美味しいと思いますし、1時間では足りない位。
そして近いゆえ、ラウンドが終わった後でも慌てる(高速渋滞ナッシング)事もなく、のんびりできる。
当日予約の薄暮プレーはメンバーであれば週末4000円でいつでもできるので、練習場代わりによく利用します。
またフリープレーに関して言えば当日行って今まで組み合わせで出来なかった事がないし、万一出来なくてもアプローチ練習→ドライビング練習→お昼→薄暮と言った流れで一日中ゴルフ場で遊べる。
そして何より、スタッフが皆さん素晴らしく、またメンバーも気さくな方が多い。横柄な方は皆無で今までフリーでプレーをして嫌な思いをした事がない。
メンテナンスは毎日、お客様が沢山入っているのに、ボランティアの目土隊のおかげでディボットも殆どなく、グリーンのメンテも良い。
私が入会した頃に比べると、コースも駐車場もハウスも何もかも相当良くなっています。
「近さは正義」と言いますけど、メンバーになってしまえばその有難みを感じる事が出来るコースの一つです。
方や、もう一つのホームコース、飯能GC。
コースが本格的林間コースにて別格のは当然としても、メンバーがいつどんな時でも予約なしでプレーが出来る事。そして仲間のメンバー同士で朝集まって予約なしで仲間と組み合わせプレーが出来る事の価値はゴルファーからすればお金に換えられない価値があると思います。
フェアウェーはまさしく絨毯。
グリーンはシーズン関係なく常に10フイート以上でディボットナッシング。特にBグリーンは変態的な速さ。
年会費13万2千円が高いか安いか?と言えば、けして安くはないけどこの位は当然だと思います。
ただしカートがない為、今の時期はとにかく暑い。しかしサマータイムを導入して、先日のゴルフは比較的快適でしたしお昼前後にラウンドは終了。その後、入間アウトレットへ買い物に行き、充実した一日を送る事が出来ました。
だたドレスコードは厳しく、入退場は必ずスラックスを履く事。靴下の長さも短めはNG。ウエアーも今風の派手派手は当然禁止です。
東京国際GCも飯能GCも、個人的にはもっと評価されて良いゴルフ場だと思いますが、マイナス要因はもう何をどうやっても仕方ない為、いかに良い部分を伸ばしていくか?だと思います。
会員権が上がれば業者が儲かる?確かに少しは恩恵がありますが、それよりもメンバーにとって会員権は大切な「資産」です。
資産価値を高め、メンバーの皆さんが笑顔でプレーが出来る事。いずれクラブを置く時に楽しい思い出と一緒に、しっかりとした会員権代金を得られる事の喜びを得る事は、きっと良いゴルフ人生だったと思えるはずです。
バブル期に数千万していた会員権が紙くずになってしまった・・・もうそんな時代を二度と繰り返してはならない。少なくとも自分がこの業界に携わっている限り。
先日もホームコースの委員会で、クラブを良くするために色んな意見が交わされましたが、それはすぐに成果が出るわけではありません。
コツコツと積み上げて行く事から数年、或いは数十年掛けて成果が出る事でしょう。
自分としては陰ながら、少しでも良いクラブになる様にこれからもお手伝いをしていきたいと思います。
BY SS