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アコーディア、在籍3年・60歳以上の会員の新特典に思う

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外資系ゴルフ場運営会社といえばPGM。そしてもう一つがアコーディア。

 

でした。でしたと云うのはアコーディアは大株主GSが株を売却しましたので、もはや外資とはいえないかもしれません。しかし根っこの部分は残っている様に思いました。

 

 

例えば今回のこの新特典。

 

 

内容的にはメンバーからすれば相当素晴らしい事だと思います。

 

実際私も昨年までアコーディア系コースのメンバーでした。もし自分が60歳でこういった特典を得られるなら子供にプレー権を与えてもいいかなと思います。

 

ようは会員権を売却しても「終身登録会員」として年会費さえ払えばメンバーと同じ条件でプレーが出来るわけです。また奥様や子供をペア会員として事務手数料を払えば登録でき、クラブ競技の参加以外はメンバーと同じ条件でプレーができます。

 

これらの目的はゴルフ場側曰く、会員の高齢化による退会を防ぐとともに、妻や親族のペア登録者を増やすことで、会員の満足度を高め会員の活性化を期待しているという事で、今後も入会3年経過した方には団塊の世代に対して会員募集の促進効果も考えているとの事です。

 

 

しかし私は思います。悪い制度だとは思いません。改革をしようとする努力は他のゴルフ場も見習うべきだと思います。

 

 

しかしアコーディア系ゴルフ場の会員権がそういった動きをみせても、一向に上昇せず人気がないのは何故か?その根本を理解していなければどんな素晴らしい特典をつけてもメンバーの満足度は上がる事はないでしょうし、会員権の相場も上昇する事はないと思います。もちろん満足している方も大勢いると思いますし、それぞれ楽しんでいるメンバー様も多いと思いますし、私自身も素晴らしいメンバー様に囲まれ、楽しい時間や思い出を頂きました。

 

コースもそんなに悪くありません、しかし何故買いがつかないのか・・・。

 

 

事業の効率化は必要だと思います。しかし、例えば私がいたアコーディア系ゴルフ場では昔からなじみのレストランの子がいなくなり、新しい従業員が来て、やっと仲良くなれたかなーと思ったらまた違う従業員が・・・・。フロントもそうです。

 

ゴルフ場というのは私が古いタイプなのかもしれませんが「倶楽部」という意識が非常に強く、そういった倶楽部の語らいはメンバーだけでなくそこで働くキャディさんも含めて従業員さんとのコミュニケーションも楽しみなわけです。プレーだけをしに来ているのであれば会員権が必要ないわけです。

 

ゴルフ場の持つ付加価値とはいったい何なのか?単にプレーフィが安ければ良いのか?例えばその家族サービス的な特典もプレーフィだけの特典ですが、他にも倶楽部として持つ何かを与える事が出来るのだろうか?

 

 

そういった根っこの部分をよーーーく考えて、ゴルファーにとって本来倶楽部のあるべき姿とはいったい何なのか考えない事には、何をどうやってもマーケットから素晴らしい評価を得る事はありえないと思います。

 

 

年会費が何故高いと感じるのか?理屈じゃないんですね。自身、メンバーでいた自分が感じるのは理屈じゃなく、そこには倶楽部が本来考えなければならない姿がまったく見受けられませんでした。

 

 

確かにビジターが多い事もメンバーコースとしての雰囲気がなくなってきた事も大きな原因だと思います。夏になるとフロントにセッタでアロハっぽい服来たいかにもっぽい人がうろうろしてしかもフロントで何故ワンハーフ回せないとか文句を言っているビジターがいましたけど(苦笑)、自分が過去、メンバーコースに行った時、ビジター、つまりゲストがそういった態度を取るなんてのは考えられませんでした。

 

メンバーコースに一歩足を踏み入れたらそこには独特の雰囲気がありました。我々ゲストはおとなしくしろ!なんて事言われたこともありませんが、そういった一種独特の雰囲気があったと思います。もちろんそれはそれでその昔は生意気なキャディさんがゲストとメンバーに対する接し方が違うという問題もありましたが、とにかくメンバーコースにあこがれた時期がありました。

 

今ももちろんそういったコースはあります。しかし減ってきた事は事実ですね。しかし、アコーディア系ゴルフ場にもそういった雰囲気をつくる事はもちろん出来ると思いますし、それが根っこになければ何をどうやっても評価される事はないと私は思います。

 

とにかくまず「倶楽部」とはいったい何なのか?理想的な倶楽部というのは中々難しいかもしれませんが、黒板のボードに一度でもそれを描いて、幹部会議をやっているのか否か?

 

そこからもしスタートする事が出来れば、これだけのキャパをもったグループです。必ず評価される時期がくるでしょう。コースそのものはそのほとんどが素晴らしい素材を持っていると思いますので。とにかくアコーディアゴルフ場には早くその事を理解して欲しいと思います。その事が理解出来ていれば東京事務所も必要ないでしょうし、事務的なやり取りもなくなるでしょう。

 

 

ゴルフは心のスポーツである。心を感じられないゴルフ場にいったい何の価値があろうか。そしてゴルフ場にとって必要な心とは何か?我々に対しても事務的な対応を思うに、もう一度考えて欲しいと思います。

 

 

 

BY SS

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